マイホーム検討
PR

妻実家の近くに住むのはラク?本当に頼れる状態になっていなければ失敗するぞ!

shingousami
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「子育てのことを考えると支援を受けやすい妻の実家の近くがラク」と思っていませんか?

残念ながら、妻の実家の近くに住むだけでは期待していたほどラクにならないことも十分にあり得ます

今回の記事では実家の近くに住むことで「きちんと子育てをラクにするためのポイント」をまとめました。

特に夫婦それぞれの地元が離れていて、結婚・出産・マイホーム購入をきっかけにして妻の実家の近くで暮らそうと考えている人には参考にしてもらえると思います。

うさみ
うさみ

夫側地元へのUターンと、妻側地元への嫁ターンのどちらも経験して作った記事です!

「実家を頼れる状態」が必要

実体験と夫婦どちらかの地元に移り住んだ知人たちへのヒアリングも含めての結論ですが「実家の近くに移り住むだけ」だと、期待通りに子育てがラクにならないことは割とよくあります。

うさみ
うさみ

「もう嫌だ」と「ラクになったけど不十分」で、期待はずれな人だった人もいました

なぜ、期待していた通りに子育てがラクにならないかと言うと、実家を頼れない状態になっているからです。

実家を頼れない状態とは?

実家を頼れないご家庭と実家の関係はこんな状態になっています。

実家を頼れない家庭の特徴
  • 思っていたように実家から支援してもらえない
  • 実家との交流がストレスになる
  • 子育て夫婦側が実家に遠慮している

さらに具体的な例をあげると、こんな感じです。

実家を頼れない環境の具体例
  • 実家の両親も仕事をしていて、子育ての手助けができない
  • 「そのくらい自分達でなんとかしなさい」と助けを求めても実家から断られる
  • 家庭の方針とは違う内容で子育てに踏み込んでくる
  • 遠ざけたくなるほど、実家が過干渉
  • 子育て夫婦の都合を考えずに関わってくる(ノーアポで突然の来訪など)
  • 助けてはくれるが小言が多い。嫌味を言われる。
  • 子育て夫婦が実家を頼ることに遠慮してしまう

「想定よりも実家が助けてくれなかった」

「実家との関係が想定よりも悪かった」

「妻実家の近くなのに妻が実家を頼ることに消極的」

このような状況になると、実家からの助けがうまく受けられないので子育てがラクになりづらくなります。

妻実家側の方が子育てがラクになりやすい理由

妻側、夫側とどちらの実家の近くでも暮らしたことはありますが、子育てがラクになりやすいのは「妻の実家の近く」だと思います。

理由は実家を頼るとこへの抵抗が少なくなりやすいからです。

一般的に子育ての配分は妻の方が多くなりがちです。

その妻が頼りやすいのは、夫側ではなく妻側の実家ですよね。

これが夫側の実家の近くだと、妻が夫の実家を頼ること自体がストレスになってしまいがちです。

遠慮もしやすくなりますし、同じことをされても許せるレベルが変わってきます。

ノーアポで突然の来訪あたりは、義実家にされるとしんどいですが自分の実家からなら許せる人も多いのではないでしょうか。

子育てをラクにするために必要な「助けてくれる実家」と「助けを求められる家庭」です。

その片方をクリアしやすくなるので妻実家の近くに住んだ方が子育てはラクになりやすいと言えます。

裏を返せば、妻が自分の実家並みに遠慮もなく、ストレスを感じずに夫実家を頼れるのなら夫実家の近くでも子育てはラクになる、ということでもあります。

子育てをラクにするための3つの条件

妻実家の近くで子育てをラクにするために押さえるポイントは3つあります。

子育てをラクにするために押さえるポイント
  1. 実家との関係・距離感を適切に
  2. 遠慮なく実家を頼る
  3. 夫の割り切り

繰り返しになりますが、子育てがラクになる形で実家が支援をしてくれて、それを子育て夫婦側がきちんと受け取れる状態になっていなければ子育ての負担は減りません。

引っ越す前は「きっと助けてくれる」「たぶんラクになるはず」と思っていてと、いざ引っ越してみると実家との間に想定の違いがあることも多くあります。

「遠方でたまに関わる程度だから、たまにの時には思いっきり支援していた。日常的に求められても困る」という親もいます。

「遠方だから適度な距離感だっただけで、孫が近くにきたら過干渉になってしまう親」というケースもあります。

うさみ
うさみ

「頼る側」の子育て夫婦も「頼られる側」の実家も、引っ越してみてからの想定外は起こり得るので事前にすり合わせをしておくようにしましょう。

「夫の割り切り」も重要

夫婦の地元が離れている場合、妻の実家の近くで暮らすためには夫に地元への感情を割り切ってもらう必要があります。

特に夫が田舎生まれの長男の場合はしっかりと話し合っておきましょう。

夫が割り切れない理由の具体例
  • 夫側両親の老後の世話
  • 実家・墓の処分
  • 地元との関係が途絶えてしまう心配
  • 代々続いてきた家を自分の代で終わらせる後ろめたさ

自分の生まれ育った実家や親との関係を小さくしていく、無くしていくという決断は感情的な負担も大きなものです。

一方で自分の実家の近くに住める妻は、夫が思っているよりも地元関係の問題を軽く捉えてしまいがちです。

この部分の割り切りと配慮ができていないと、妻実家の近くに住んで、妻実家からの助けを借りられたとしても夫婦仲が悪化するので、子育てがつらくなってしまいかねません。

うさみ
うさみ

都会で生まれ育った人と田舎で生まれ育った人で感覚が違うことにも、注意が必要です。

もちろん夫が妻を自分の地元に連れて帰る場合は、妻の割り切りと夫からの配慮が必要になります。

夫婦の関係にも要注意

子育てを理由に妻の実家の近くに移り住んだのに、妻が実家を頼らないと夫婦の関係を悪化させる危険があることにも注意しましょう。

例えば、妻が「子育てがしやすくなるから」と、夫を説得して、妻側の実家近くで暮らし始めたとします。

しかし、夫から見たら実家を頼って欲しいタイミングで「実家ばかり頼れない!なんとかしてよ!」と度々、夫に言ってしまっている家庭を想像してみて下さい。

わざわざ妻の地元に移り住んだ夫は、どう思うでしょうか?

「なんのために、君の地元に移り住んだんだ?」

「頼れないなら話が違うじゃないか」

こんなことを感じるのではないでしょうか。

「自分の地元で暮らしたい」と言っていた夫を妻が説得していた場合には「それなら、俺の地元の方が協力してもらえただろう!?」という流れで喧嘩の火種にもなりかねません。

「実家に子育ての協力をしてもらう」ことを理由にパートナーを地元に呼ぶのであれば、きちんと頼り切る覚悟でやりましょう。

うさみ
うさみ

周りで聞いてみても「実家近くに引っ越したことをきっかけに夫婦仲が悪化した夫婦」は結構いたんですよ…

こちらも夫が田舎の長男のケースだと怒りやすいので注意しましょう。

マイホームを買う前から関係の整理を

今回の記事のまとめ
  • 妻実家の近くに住むだけでは、期待通りに子育てがラクにならない可能性は十分にある
  • 「適切な距離感で助けてくれる実家」「素直に実家を頼れる夫婦」「夫の地元への割り切り」と「妻の配慮」が必要

夫婦どちらかの実家の近くに住んで、親への助けを求めると子育ての負担を軽くすることはできます。

ただし、条件の面だけではなく様々な人の感情が関わる問題なので、甘く見ていると痛い目に遭う可能性も高い問題です。

うさみ
うさみ

周りを見ても感情のケアができずにトラブルになっているご家庭が何件かあります…

「きちんと関係作りができているからこそ、実家から支援をしてもらうことで子育ての負担は大きく軽減できる」と考えましょう。

ということで「実家の近くに住めばラクになる」と決めつけるのではなく、実際の関係者の性格や状況を見ながら検討することをおすすめします。

ABOUT ME
うさみしんご
うさみしんご
大阪で土地込み3,000万円以下の建売マイホームに住んでます。 マイホーム購入時の年収は620万円。妻は専業主婦、未就学の子供が2人。 建物価格1,500万円の物件を「心地よく」「オシャレに」「いい感じ」で住めるように試行錯誤中です。
記事URLをコピーしました