単身赴任生活
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34歳で単身赴任。営業からマーケに異動。「もしかして人生を変えるチャンスでは?」という思いつき。

shingousami
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「宇佐美くん、ちょっと夕方に時間もらえる?」

「課長。大丈夫ですが、なんの話ですか?」

「まぁ、そういうことだよ」

いつもならば具体的な要件を教えてくれる課長からは煮え切らない返事しか返ってはこなかった。

(わかるだろ?察してくれよ)

きっと課長は、そう思っていたのだと思う。

その日の夕方、定刻通りに会議室に入った。

私を呼び出した課長だけではなく、部長も一緒だった。

課長と部長の対面に座る。

課長が「時間を取ってくれてありがとう」と私に言った後に部長に視線を向けた。

部長は少しだけ気まずそうに笑ったあとに口を開いた。

「まぁ、こういう流れだからわかっていると思うけど……4月から転居を伴う異動になる」

全国転勤がある文系総合職なのだ。

それくらいの話は既に覚悟していたさ。

しかし、部長の話は終わらなかった。

「マーケティング部門に行ってもらいたい」

「……えっ?」

こうして2025年4月からの単身赴任が決定した。

自己紹介

うさみ
うさみ

というわけで、こんにちは。

うさみしんごと申します。

2025年4月から単身赴任で未経験部門への異動という状況になりました。

異動を命じられた時の年齢は34歳。

2回の転職を挟みながらも新卒から営業一筋でしたが、30代も半ばになって初めてのキャリアチェンジとなりました。

そんなわけで、このブログでは単身赴任をきっかけにした「人生を見直しながらの取り組み」についてまとめていくことにしました。

うさみ
うさみ

まずは自己紹介とこのブログについて、この記事で紹介していきます。

自己紹介

うさみ
うさみ

自己紹介です!

  • 名前:うさみしんご
  • 年齢:34歳(単身赴任時)
  • 仕事:とあるメーカーのマーケティング職
  • 家庭:子ども2人。妻は専業主婦
  • 単身赴任が決まる1年半前にマイホームを購入(3,200万円の35年ローン)
  • 自宅は妻の実家の近くに購入

専業主婦家庭の1馬力夫で、妻子をマイホームに残して単身赴任をしています。

単身赴任で気がついた人生の中の後回し感。

このブログのテーマは「34歳から。狙って人生を変えていく」というものです。

うさみ
うさみ

元々は建売マイホームをテーマにしたブログですが、改めてそういうことにしました。

過去の記事も残してあるので、その点はご容赦ください。

さて、改めて。

このブログのテーマは「34歳から。狙って人生を変えていく」というものです。

部署異動と単身赴任をきっかけに「いくつものことを後回しにしてきたのだな」と、かなり強く感じました。

キャリア形成のために英語学習をしよう。

家族で楽しめる休日の過ごし方を探そう。

妻といつまでも仲良くいられるように2人で過ごせる時間を作ろう。

仕事以外にも自分が楽しんでできるような趣味を持とう。

将来に向けて家計管理と資産形成をしっかりとやろう。

でも。

今月は、今年は、しばらくは。

家計が厳しいから余裕ができてからにしよう。

時間が足りないから余裕ができてからにしよう。

そんなふうにして「やるべきこと」「やった方が良いこと」「やりたいこと」を後回しにし続けてきました。

それは、きっと現代人にはよくある話であって。

私が特別に悪かったというわけでもないのだと思います。

ただ部署異動と単身赴任で周りの環境が大きく変わる中で、いろいろなことを後回しにしてきたツケが出始めました。

そして、30代半ばからではあるのですが「人生の送り方を見直していかないとな」と思い至りました。

後回しのツケって何?

「理由をつけてやろうとしていたことを後回しにしてきたことのツケが出始めた」と言いましたが、かなり色々なところで後悔を感じています。

後回しの後悔を感じているもの
  • キャリア形成
  • スキルアップ
  • 家庭環境の整備
  • 家計改善・資産形成

もう少し具体的に書くとこんな感じです。

キャリア形成
  • 異動によって職種が営業からマーケティングへ変更。
  • 転職市場では30代中盤でブランクのある営業or経験の浅いマーケターになってしまう。
  • 会社都合の異動に対して抗えるようなキャリア形成をしておけば良かったと後悔。

スキルアップ
  • 実務で英語を使うのに英語ができない。
  • 実務でIT活用をするのにITに疎い。
  • どちらも「いずれ使う」と想定していたのに先送りにしていた。

家庭環境の整備
  • 家事育児で妻のワンオペ状態。
  • 子どもの習い事関連が未検討のまま。
  • マイホームの家具と家電が揃いきっていない。
  • 先送りにしたまま単身赴任で月1〜2回の帰宅に。
家計改善・資産形成
  • 未経験職への異動で昇給・昇進に遅れが出ることになった。
  • 単身赴任の2拠点生活で支出増。
  • 残業時間・残業代が減に。
  • 十分なマネープランを立てられていない中で余裕がなくなった。

このように部署異動と単身赴任によってかなりの範囲に影響が出ています。

そして、その中には今までに「いつか余裕ができたら手をつけよう」と先送りにしていたからこそ問題になっているものもあります。

うさみ
うさみ

一番わかりやすいのは英語ですが、上司からも人事からも「将来のためにやっておくべき」と言われていました……

自分がわからなくなった。

これも「やりたい」と思ったことを後回しにしてきたツケなのだと思いますが単身赴任後に自分がどんな人間なのかわからなくなってしまいました。

家族と離れての単身赴任。

職場では新しい人間関係、部屋に帰ればひとり。

部署異動によって打ち込んできた仕事からも離れて新しい仕事でのリスタート。

これまでは家族を優先して自分のためにお金や時間を使うことは後回しにしてきました。

自分で使える時間はスキルアップに充ててきたので特に趣味も有りません。

そんな中で家族からも仕事からも離れてしまいました。

すると、新しい環境の中で自己紹介をするときに自分のことを言い表せなるくらいに「自分には何もなくなってしまった」と感じました。

好きなもの、趣味、休日の過ごし方。

そのようなものが思い浮かばなかったのです。

きっと「自分はこんな人間です」と言える要素を家庭や仕事に依存してしまっていたのでしょう。

身の回りの環境が丸ごと変わってしまった中で不安になる時に頼れるものがありませんでした。

「自分にはこれがあるから、大変なことがあっても頑張れる」と言えるようなものがなく、単身赴任直後からストレスでメンタルがグラグラになりました。

そんなこともあって改めて「自分を自分で支えられるように変わらなければ」と感じて、まずはできることから手を付けてみることにしました。

時間はあるけど期限もある。だからやる。

うさみ
うさみ

というわけでお悩みや課題はたくさんあります。

一方で、幸いながら単身赴任なので自分のために使える時間もたくさんあります。

なので、その時間を使えば「何もない自分」を変えるためのアクションを進めることが出来ます。

ただし、時間は無限にあるわけでもありせん。

単身赴任の期間は未定なのですが、今のところの話ではそのうち自宅に戻れる可能性が高そうです。

雰囲気的には2〜3年?長くても5年程度では帰れそうです。

割と近い将来に戻れそうだからこそ、自分のために時間とお金を使える単身赴任期間の間にどれだけの変化を起こせるかが勝負だと思います。

うさみ
うさみ

そんなわけで「34歳から。狙って人生を変えていく」をテーマにして実際にやる取り組みや変化の状況についてブログで報告してみることにしました!

前向きに考えたら良い機会。なので頑張る。

正直な話をすれば単身赴任が決まってからはネガティヴなこともたくさん考えました。

先ほど書いていた通りで現実としての問題もありますし、将来に対しての不安もあります。

うさみ
うさみ

そもそも本当に自宅に帰れるという保障もないんですよね。

ただ30代中盤というタイミングで。

それも子ども2人のいる専業主婦家庭の夫という立場で。

人生について考えて、見直して、自分で決めた通りに時間が使える機会ができたのは本当に貴重だと思います。

なので、せっかくならば前向きにこの機会を活かしていけたらなと思います。

基本的には経過報告をベースとした個人ブログですので。

そんな前提で読んでいただけたらなと思います。

ではー。

ABOUT ME
うさみしんご
うさみしんご
大阪で土地込み3,000万円以下の建売マイホームを買った直後に遠方への異動に……! 妻は専業主婦、小さな子供が2人。 ローン3,000万円を背負った単身赴任で生き延びようとしているブログです。
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