世帯年収600万円、子どもが2人、専業主婦家庭は生活に余裕あるの?将来厳しいので対策必須
他の家庭にどのくらいの余裕があるのか、気になりません?
今回の記事のテーマは「世帯年収600万円台、子ども2人、専業主婦家庭に余裕はあるのか?」です。
世帯年収620万円、未就学の子ども2人、専業主婦家庭で3,000万円のマイホームを買いました。
正直な話をすれば「今はどうにかなるけど、将来的にはかなり厳しくなる」という状態です。
というわけで、世帯年収600万円で専業主婦家庭をしている我が家の「リアルな家計の実感」と「今後も専業主婦家庭を維持していくための方針」を記事にしてみました。
- 世帯年収620万円
- 妻は専業主婦
- 未就学の子ども2人(娘:6歳、息子:3歳)
- 新築建売購入(住宅ローン:3,060万円借入)
- 中古マイカー1台所有(2013年製日産ノート)
- 将来は高確率で単身赴任の見込み
こんな人には参考にしてもらえると思います…!
- 今の世帯年収が600万円台、2人目は悩んでいる
- 大黒柱の年収が600万円台、将来は1馬力になる可能性あり
- 今はもっと稼いでいるが妊娠・出産を機に世帯年収が600万円台に下がりそう
- 将来の見込み年収600万円台でマイホームを検討している
なんとかなるのか、今後の家計……
上の子が小学生になるまでなら貯金もできる。
今の我が家がまさにこの状態。
来年から小学校に上がるお姉ちゃんと、来年から幼稚園に通う弟の2人姉弟です。
月々の家計に変動はありますが、余裕の度合いとしてはこんな感じです。
- 手取り月収28〜32万円くらい
- 奨学金返済:年間25万円返済できている
- 児童手当は全額貯金に回せる
- 給料からの年間積立:50〜70万円くらい
- お姉ちゃん:習い事1つ(月謝6,000円)
- お姉ちゃんの私学幼稚園:月1.3万円
- 日帰り旅行:年2〜3回
- 家族の記念日にホームパーティーができる
大きな贅沢はしていませんが、そこまで切り詰めなくても年収の1割くらいは積立ができている状態です。
子どもの誕生日をお祝いしたり、シーズンごとに遠出したりくらいの余裕はありますね
一方で、このまま収入が上がらなければ確実に将来の家計は赤字になると思っています。
マイホームは買ってもいい?
年齢が30代前後で大黒柱の年収が600万円台、子どもがいる家庭だとマイホームが欲しくなってきますよね。
では、世帯年収600万円台、子どもが2人いる家庭にはマイホームを買う余裕はあるのでしょうか?
実際に買った意見として言えば、マイホームは買えます。
ただし、今後の支出増まで見込んだ予算にしておかないと将来的には相当厳しい状態になると思います。
子どもが「小さい今の家計で十分に余裕のある予算にする」か「今後の年収をしっかり上げていける見込みがある」というようにしておかないと住宅ローンの返済が厳しくなってくるのではないでしょうか。
家計の実感については、これからお話ししますね…
子どもが成長すると支出は増える
我が家にとってもこれからの話ではあるのですが、子どもが成長すると支出は増えます。
調べた内容としても、見立てとしても、やはり支出は増える見込みです。
特に中学以降は高校、大学と増え続けるので世帯年収600万円から大きく上がらなさそうであれば対策が必要になります。
実際の子育て感覚と乖離がある気もしますが、参考までにベネッセの記事を貼っておきます。
【保存版】子育てに必要な費用はいくら?未就学~大学までにかかる費用や制度を解説! ベネッセ教育総合研究所
子どもの成長に合わせて支出は増える。
それでも、無茶な切り詰め方をせずに、暮らしに不自由をさせない。
そして、しかるべきタイミングで家族のイベントも大切にしたい。
そのための浪費も加味して家計を成り立たせる、というのが今後の目標です。
小学校の支出増
これから上の子が小学校に上がる段階でも、小学校に上がっての支出増はひしひしと感じています。
- 食費、衣服などの生活費
- 学校関連の費用
- 自転車、おもちゃなど
- 習い事
今回の記事では実態のない試算はあえてやりません。
既に感じ始めていますが、幼稚園の子どもと育ち盛りの小学生では食べる量も変わってきます。
学校関連の費用、欲しがる遊び道具にかかる金額も未就学の子どもよりも高くなります。
遊びに連れていく予算も上がるよね…
更に支出が増える中学、高校、大学を前にして貯金を作ってくべき時期ですが世帯年収600万円台では十分な積立ができません。
子ども2人が未就学の今ですら給料から貯金できている額は年60〜70万円ですからね。
子どもが小学校に上がると支出増した分、貯金のペースは鈍ります。
向こう3年では上の子が小学校に入り、下の子が幼稚園に入るので年間20〜30万円くらいは支出が増えそうです。
下の子も小学校になれば更に支出増です。
我が家の家計の実感から考えると、世帯年収600万円台のままだと更にお金が掛かる中学、高校、大学を前にして既に積立ができなくなってくるので、そこから先は相当厳しくなるのではないでしょうか…
中学校以降はかなり厳しい
正直なところ子どもが小学校に上がる前の我が家でも「世帯年収600万円台で中学生2人を養うのはかなり厳しい」と思っています。
公立中学に入学させたとしても、小学校よりも更に食費や衣服などの生活費は増加。
そこに部活の用具費、移動費が乗り。
更に塾の費用がかかってくる可能性もそれなりにあります。
実際に自宅周辺の塾のサイトで調べて、周りの親に聞いた感じだと毎月1人あたり2〜5万円は覚悟が必要そうです。
部活は何をするか、どれくらいの力を入れるかによって必要な金額は大きく変わってきます。
部活や学校によっては年間10〜20万円超えも十分にあり得ます。
軽く見積もったとしても今と比べると1人あたり年間30〜60万円くらいは支出増になりそうです。
この頃になると世帯年収620万円という今の家計水準のままだと赤字になって高校・大学に向けた準備がまだまならなくなってくる見込みです。
高校・大学は言わずもがな
子どもが高校生になった後は部活、子供が使う通信費、交友費、受験対策費が本格的にかかってくるので中学校から更に支出が上がってきます。
特に受験では塾だけではなく、模試、夏期講習、入試費用、試験会場までの交通費、入学金と大きな支出が連続します。
塾・試験費などの受験費用で30〜50万円、私立か公立かにもよりますが入学金・入学や生活準備に使う金額で100万円クラスの支出になってきます。
更に大学になると毎年の学費、仕送りにも大きな金額が必要になってきます。
私立進学か一人暮らしともなれば毎年100万円以上必要です。
奨学金・学資ローンを使うという手もありますができるところまでは応援してあげたいのが親心。
奨学金なしでなんとかしてあげたいのですが、家計としては大赤字の見込みです。
将来巣立つ子どものためにまとまったお金を用意してあげる、なんてのは夢のまた夢ですね…
現実的には共働き必須
現実的な話をすると最後まで専業主婦家庭を貫くには「ものすごく節制する」か「支出が増えた分、収入も増やす」の2択なのだと思います。
「専業主婦になるために必要な年収」みたいな情報で心から納得できるものには出会ったことはありませんが、実際に体感してる家計感から考えると年収600万円台では全く足りません。
子どもが2人いるご家庭なら「上の子が中学生になる頃」か「下の子が小学校3年生になる頃」には専業主婦家庭を維持するのは難しくなるのではないでしょうか。
実際に家計管理をしている身としては、そのあたりが「家計を赤字にせずに中学・高校の支出増に備える」ための限界ラインだと思います。
家計運営は大切ですが実際の暮らしを蔑ろにしたくはないので、ある程度の生活水準は維持しながら家計を成り立たせることが我が家に必要なことだと思います。
専業主婦を維持したい我が家の今後。
今の所、世帯年収が620万円の我が家。
ここまでの記事の内容の通り、将来的には家計が相当苦しくなる見込みです。
でも、できる限りは専業主婦家庭を維持したいのです。
- 帰ってきたら誰かいる状態にしておきたい
- 妻の負担を増やしたくない
- 単身赴任になると家事育児に参加できなくなる
特に「妻の負担が高くなりすぎる」ことが専業主婦家庭を維持したい大きな理由です。
今は家族一緒に暮らしてますが、将来的には単身赴任が濃厚です。
国内転勤なら毎月1回、国外転勤なら3ヶ月に1回しか自宅には戻れません。
家計のことを考えると妻には扶養内で働いてほしいところですが、家庭の負担を全て任せてしまうことになるので専業主婦家庭を維持したいです。
自宅に帰る頻度を上げると、上げた分は自腹になるので家計的にはつらい…
専業主婦家庭を維持するためにやること
やっていくことは割とシンプルです。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
- 大前提として終始の見込みを具体的にする
まずは「いつまでにいくら必要なのか」を明確にする。
そして、収支と積立をどのくらいにすべきなのか見立てを立てる。
とにかく支出増に負けないくらいに収入が支出を上回る状態を作っていくことが我が家のやることだと思っています。
正直なところ、改善しないといけないところは多いのですが、その分ネタが増えると思ってブログで扱いながら進めていきます。
Xでも経過報告はしていきますので、よろしければフォローお願いします…!