家計の想定は当たり?はずれ?マイホーム1年目の振り返り!ローンの負担感を振り返る!
建売のマイホームを買ってから1年が経ちました。
今回の記事では経過の記録として「マイホームに入居して1年目の家計感」をまとめてみました。
マイホームを検討していて、住宅ローンの返済比率を検討している人の参考にもなるかと思います。
結論から言うと、マイホームの予算は上げずに身の丈の返済になるようにしておいて正解だと感じています。
収入は上がりましたが、余裕はあまり感じていません。
住宅ローンは仲介の紹介とモゲチェック、WEBで情報収集をしながらの比較で決めました。
なお、専業主婦家庭。稼ぎは私の1馬力です。
収入増でも家計がラクにはなっていない
マイホームを買って1年の家計をざっくりとまとめるとこんな感じです。
- 年収620万円→675万円にアップ
- マイホーム関連の支出は多かった
- 生活費も増
- 年収は増えたけど家計はラクになっていない
家具家電、小物類、ホームインスペクションのような家関連の支出が大幅に増。
それ以外にも、子どもの成長や物価の上昇で出費が増えてしまいました。
増えた年収で上がった支出を吸収したかたちです。
住宅ローンで無理をしてたら大赤字だったと思います……
どんな支出が上がった?
いくつかの内容に分けて見ていきます。
毎月の支出の増
毎月の家計だと、こんな支出が増になりました。
- 子どもの養育費
- 食費・生活雑貨費
残念ながら、きっちりと家計をつけてはいないので曖昧なところもあります……
大まかには毎月3~5万円程度支出が増えています。
子どもの養育費
上の子が小学校、下の子が幼稚園に入園しました。
これまでは上の子の幼稚園費のみだったところが2人分の支出となったので純粋増です。
上の子で月7,000円程度、下の子で月に13,000円程度はかかっています。
下の子は上の子と同じ幼稚園に入れましたが、昨年よりもバス費などが上がってしまいました……
物価上昇と、子ども関連の食費増
あとは最近の物価上昇の影響で支出も増えました。
5,000円台で買えていたものが7,000円台になっているような印象があります……
それに加えて、子どもの成長に合わせて食べる量や食べたがるものも支出増になる方向に変わってきています。
食べる量が増えるのも、食べられるものが増えるのも良いことなんですけどね…
子どものイベントも増えたので、この1年で2万円くらいは月々の食費が上がりました。
子どものイベントが増えると昼前、夕方解散になる予定も増えるので、家での食事の準備もしんどくなることが出てきます。
その結果、外食・お惣菜も増えがちになりました。
給料はすぐに上がってこない。
ベースアップ、昇進・昇給の給与アップはすぐに給料には反映されない会社が多いのではないでしょうか。
後でまとめていますが、我が家の収入は毎年上がってはいます。
ただ、それでも物価の上昇と年収が上がるタイミングが合っていません。
物価の上昇などがあると、支出の増よりも収入の増が遅くなるので家計の負担感は感じやすくなると思います。
我が家の場合だと住宅ローンを借りる試算には前年の年収を使っていたので、支出が増加した分は収入の増加分で吸収することができました。
一時的な支出の増
ついでなのでマイホームを買って1年以内にあった支出もまとめておきます。
家のことだけではなくライフステージの変化やイベント、トラブル対応など「特別に積立をしていなかった支出」を幅広くまとめてみました。
- 子ども関連:30万円程度
- 家具家電:40万円程度
- ホームインスペクション:13万円程度
- 車の修理等:15万円程度
- 帰省費:7万円程度
- 固定資産税:10万円程度
その年の収入では補いきれず、一部は生活予備費の預金から取り崩しをしています。
住宅ローン控除の金額の方が大きいので、固定資産税の板では少なかったのですが、減税期間の終了後は倍になってしまうので、それまでに対策しておきたいところです。
5年経てば火災保険の更新も待ってるよ……!
毎年、入れ替わりで何かしらはある。
家計を眺めていると「この支出は今年だけだから」と思いたくなるのですが、毎年別の「この支出は今年だけ」という内容が出てきます。
子どもの進学、冠婚葬祭、家具家電や車の買い替え、トラブル対応のための支出をまとめてみると、毎年違う内容でそれなりに支出があるはずだよ?
今回の記事でまとめている範囲では子どもの小学校入学&幼稚園入学の準備でまとまった支出がありました。
ただ、他の年を振り返ってみても冠婚葬祭や家電の買い替えなどで、結局はそれなりの金額の支出が発生しています。
結局のところ一発ものの支出も違うものが断続的には出てくるので、家計の想定をする時は予算の枠を作っておいた方が良いと思います。
家計管理が甘いのも支出増の一因
今回の記事を書くにあたり1年間の家計を振り返りましたが、きちんと管理していなかったので詳細に「何かどれくらい上がったのか?」とリアルタイムに確認することができませんでした。
削るべき支出が把握できていない証拠だよね……
我が家では2022年に3ヶ月間かけて詳細に家計をつけて、月々の家計予算となるベースを作って家計の管理をしています。
ベースから大きく上がった時だけ、その項目を確認するというやり方だよ。
ただ、物価が上昇したり、ライフステージの変化で支出の前提自体が変わってきてしまうと家計の把握がうまくいかなくなってきます。
固定費も見直しの余地があります。
物価上昇も、子どもの成長も、まだまだ続いていく内容なので管理の仕方は見直さなければなりません。
家計管理&家計改善の進捗はブログで取り上げていけたらと思います!
収入は上がった
マイホームを買ったのは2023年の春でした。
マイホームの予算を組む時に資産のベースにした2022年の年収が620万円でした。
そして、マイホームを買った2023年の年収が670万円です。
2024年は基本給が3万円アップで、ボーナスも上がったので、きっと年収700万円には乗るはず……!
我が家は専業主婦家庭なので、私の年収がイコールで世帯年収です。
子どもあり家庭の世帯年収としては平均以下の収入……
本来なら赤字だったはずの支出増を年収アップで吸収しているのが正直な現状です。
今後の家計は物価上昇のペースに合わせて年収を上げていけるかも影響してきそうです。
結論:無理に予算を上げなくてよかった
今のところの我が家の感想としては「無理にマイホームの予算を上げなくて良かった」というところでしょうか。
我が家のマイホーム検討についてはこちらの記事でまとめています。
我が家のマイホーム予算は頭金なしで総額3,000万円でした。
毎月の住宅ローン返済は8.3万円です。
変動金利なのでこれから上がる可能性もあるよ……
このまま専業主婦家庭を維持していくつもりでいるので、家計について考えるたびに「これ以上は家計がもたないな…」と感じてしまいます。
我が家の身の丈としては今以上の予算にしなくて良かったです。
もしもできたなら、コスパは上げたかった
一方で補助金や各種優遇を活用できていたら、もっとコスパよく性能の高い家に住めたとも思います。
住宅関係の補助・優遇は合算すると100万円以上になるような建て方もできますからね。
そういう意味では耐震性や省エネ性能に予算を充てて、補助と優遇でトータルコストを下げていくことは検討すべき内容だと思います。
今と近い負担でも、もう少しグレードの高い家に住めた可能性は十分にあるところは後悔ポイントです。
あとは頭金や預金を使って、住宅ローンの返済の負担を分散するようにして予算を上げるという方法もあったかもしれません。
我が家は手元資産を減らさずに、家庭の諸問題に対応するために家を買いました。
「素敵なお家に住みたい」という人であれば、家計の負担をきちんと検討して、出せる予算で検討すれば良いと思います。