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子どもの足音で下の階からクレーム!解決できずにマイホームを買って引っ越した体験談

shingousami
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今回の記事は「我が家の2歳児の足音に対して下の階の住人から入った苦情で引っ越すことになった話」をまとめました。

うさみ
うさみ

特にこんな人に読んでほしい記事です。

  • 賃貸での騒音トラブルが心配
  • 歩き始める前の男の子がいる
  • 将来、戸建てを買う検討がある

ファミリー向けの賃貸マンションで下の階の住人は後から入居。

その後、クレームが始まり解決できずにマイホームを買って引っ越すことになりました。

クレームがついてからだと対応にあたふたとしてしまいます。

我が家は焦りもあって、バタバタとマイホーム検討を進めてしまいました。

正直なところ「もう少しゆっくりとマイホームの検討ができていたら…」という反省があります。

我が家のように「いつかはマイホームを買うかもしれないけど、とりあえず賃貸で子育てをしている」という人には、きちんと検討をする余裕を作ってもらいたいので体験談をまとめました。

当時の状況のイメージ

とりあえず時系列でまとめるとこんな感じです。

トラブル発生から引っ越しまでの流れ

2020年夏頃 我が家が入居

2021年夏頃 下の階の住人が入れ替わり

2022年 10月頃 初回のクレーム

2022年 12月 クレームが激しくなり始める

2023年1月 賃貸継続を諦める、本腰入れてマイホーム検討開始

2023年4月 建売契約

2023年6月 引き渡し&引越し

入居していた部屋は子連れの多いファミリー向けマンションの3階です。

うさみ
うさみ

同じ階では5世帯中4世帯が子持ち、というくらいに子どもの多い物件でした。

住んでいた部屋は隣の部屋からも子どもが走り回る音や椅子を倒す音が聞こえてきていたくらいには物音がある環境でした。

クレーム時点での家族構成

騒音のクレームを受けた時の家族構成です。

  • 長女5歳(幼稚園の年長)
  • 長男2歳(幼稚園・保育園の入園前)
  • 妻(専業主婦)
  • 夫(私)

上の子のはそれなりに大きく、おとなしく遊んでくれました。

ただ、下の子はやんちゃな男の子です。

歩いたり、走れるようになってからは親の後をついて歩くようになり。

走って、飛び跳ねて、という遊び方もするようになってきてしばらくたってからクレームが入るようになりました。

クレームの内容

下の子が1人で歩き回れるようになってから、しばらくして管理会社経由でこのようなクレームが入ってしまいました。

下の階の住人からの苦情
  • 子どもの足音がうるさい
  • 掃除機の音(家具・壁への激突音)がうるさい
  • 時間帯は6:00〜9:00と16:00〜20:00まで間
  • 場所はリビングとキッチン

下の階の人が引っ越してきてから1年程度の間がありますが、管理会社曰く「コロナ禍で勤務体制が変わって気になるようになってきた」とのこと。

時期がコロナ禍だったこともあり、リモート勤務も入り混じってきて、在宅している日の物音が気になるようになったそうです。

掃除機をかける時の音は気を使うように掃除することで解決しましたが、子どもの足音へのクレームについては最後まで解決することができませんでした。

2歳児の状況

当時の2歳児はこんな状態でした。

2歳児の状況
  • 2歳になって歩ける、走れるようになった。
  • 家事をする妻の後にくっついて歩きまわる
  • 止めると癇癪で地団駄
  • 結局、抱っこで移動しながら家事
  • 抱っこからおろすとぐずって地団駄

下の階からの苦情も時間帯や状況と照らし合わせて整理すると、こんな感じになっていることも分かってきました。

  • 朝の時間帯

2歳児よりも妻が先に起きて、上の子の登園準備や家事を始める。

2歳児が起きると妻を探して走り出す。

登園準備中は抱っこができずにぐずる。

上の子を登園させた後は帰宅後、家事をしながら育児。

床に下ろしやすい場所は火を扱うキッチンと主に子守をしているリビング。

家事の途中で床に下ろすと駄々をこねる。

  • 夕方以降の時間帯

夕飯の支度〜お風呂に入れて就寝準備までの間で走り出してしまう。

止めたくても家事や育児の都合で止めきれない。

なるべく影響ないようには抱っこをしていたが、どうしても降ろさないといけない場面もでてくる。

このような場面で苦情が入っている状態だということがわかってきました。

夫の私が6:30出発、21:00以降帰宅だったので平日の子育ての協力はできていませんでした。

やった対策

苦情に対しては実際に次のような対策をやっていきました。

やっていった対策
  • リビングにクッションマット設置
  • キッチンにクッションマット設置
  • 廊下にカーペットとスポンジマットを重ね敷き
  • よく子供が遊ぶスペースにはプラスしてクッション設置
  • 日中は極力、家で過ごさない
  • 就寝時間を早くする

苦情の入る場所には衝撃・足音対策のマットを設置。

キッチンとリビングを繋ぐ通路にはとりあえずカーペットと厚手のスポンジシートを重ねて設置。

日中は極力、外で遊ぶか近所にあった義実家で過ごす。

そして19:00までには就寝準備を済ませて寝室の布団の上で過ごせるようにする。

一応、下の階の人には「こういう対策を進めますよ」と管理会社経由で順次報告しながら対策を進めていきました。

対策の結果

対策をした結果、下の階の住人からの苦情はこのようになりました。

対策後の苦情の変化
  • リビングはマシになったがダイニングと(風呂場へ続く)廊下がうるさい
  • 騒音の時間は短くなったがまだ足りない。
  • 日中も足音がすることがある。

「対策は効果があった。が、まだ足りない」という内容です。

しかも、当初の苦情からエリアも拡大しています。

その後は管理会社に対応の相談をしましたが、その間にエントランスから無言のインターホン、管理会社経由で週一でクレームと下の階のからの苦情もエスカレートしていきました。

うさみ
うさみ

「日中に足音がすることがある」とか人が住んでるんだから当たり前じゃん、と思ったのは正直な話です

解決策が見えずに引っ越しを決意

その後も管理会社経由でやりとりしながらマットを追加したり、生活の時間帯をずらしたり。

子どもがぐずらないようにあれこれと試しました。

しかし、結局は問題解決ができずに賃貸に住み続けることを諦めてマイホーム購入を決意するに至りました。

問題解決を諦めた理由
  • 足音対策でトラブル解決できるか疑問
  • 大きな費用をかけてまで住み続ける必要を感じない
  • 子どもの発育への悪影響が不安
  • 他の家庭状況でも引越し検討になった
うさみ
うさみ

それぞれの理由について少し細かく説明するとこんな感じです。

騒音対策でトラブル解決できるか疑問

「対策してもトラブルが解決できないのでは?」と感じた理由は2つあります。

トラブル解決ができないと感じた理由
  • 対策してもクレームがエスカレートしている
  • 具体的な解決方法がない

一応、下の会の住人には「いつから、どのような対策をするのか?」という内容を管理会社経由で連絡するようにしていました。

そして、当初のクレームには対処して「マシになった」とのコメントはもらえています。

しかし、それでもクレームのつく場所と時間帯は拡大。

更にクレームの頻度も上がり、エントランスから無言のインターホンが入ることも増えて、クレームとして悪化している傾向になってしまいました。

この状態で更に対策を進めても解決できるか、疑問に感じていました。

更に難しかったことが「下の住人を満足させる以外に明確な解決方法がない」ということでした。

うさみ
うさみ

管理会社ともやりとりを重ねた状況をまとめると、こんな感じです。

問題解決に向けての状況
  • 下の階の住人は対応の協議には応じない姿勢
  • 騒音確認の立ち合いとしてなら管理会社同席で下の階の住人の部屋に伺うのは可
  • 騒音が受忍限度の範囲ならば、これ以上は対策しなくても良い
  • ただし、管理会社としては騒音の測定・判断方法は具体的に決めていない
  • 自分たちで騒音測定実施したとしても拘束力はないので下の階の人から要望があればやりなおしになる
  • 決着つけるなら訴訟。そこで費用かけて厳密な騒音測定してほしい
「受忍限度」って何?

「社会生活を営むうえで我慢するべき限度」のこと。

用途地域、都道府県などによって異なるが40~60デシベル以下が一般的と言われる。

参考:生和コーポレーション「アパートにおける騒音トラブルの対処法とは?」

下の階の住人は「騒音解消のためのものでなければ来ないでほしい」というスタンスです。

そして、管理会社からは「最終的には当事者間の問題なので、当事者間で解決してください」という回答。

さらには「騒音の基準は受任限度に収まっているか」という基準はあるものの、計測の仕方、場所、タイミングによっては結果が変わる可能性がある。

だから「下の住人が騒音と感じる度に騒音確認を求めることができる」という内容が管理会社からの説明でした。

要するに「実際は騒音の程度が受忍限度未満でも、出る場所に出て白黒をつけない限りは、下の階の住人が納得するまで対応していかなければならない」という状況だ、という話になりました。

今考えるともっとラフに一度伺ってみて、とりあえず話し合いの場を設けても良かったのかもしれませんが、当時の私はこれ以上の対処を諦めました。

大きな費用をかけてまで住み続ける必要を感じない

下の階の住人を満足させるために賃貸の床全体をそれなりのレベルで対策しようと思うと、それなりの金額がかかってしまいます。

当時の賃貸がリビングに和室が繋がっている2LDKで約65m2のファミリー向けマンション。

築年数は20年超えという物件でした。

子どもが小学校に上がれば手狭になることは分かりきっていましたし、遠くない将来に引っ越す物件です。

そのような物件に住み続けるために下手をすると数十万円かかるような追加費用を払って対策する気にもなれませんでした。

うさみ
うさみ

そもそも全力で対策してもクレームがなくなるとも限りませんし……

子どもの発育への不安

引越しの決め手になった要素が「子どもの発達への不安」でした。

マイホームの購入を決断する少し前はクレームが入らないように子どもを押さえつけるような生活になっていました。

対策したスペースの外に出さないように閉じ込める。

飛び跳ねさせない、走らせないように抱っこしたり、手を引いて歩く。

極力、歩かせないようにおんぶ・抱っこの時間を増やす。

でも、走れるようになったばかりの2歳の男の子を相手にできることにも限界があるんですよね。

もっと欲しいのにお菓子がもらえない。

家事の合間に手が離れる。

その度にぐずってしまう足音にもクレームが入ります。

仕方なく子どもが癇癪を起こさないようにモノやお菓子で釣って大人しくさせることや、暴れないようにテレビや動画を見せて過ごすことが増えました。

どう考えても子どもの発育には良い環境とは思えませんでした。

他の家庭状況でも引越し検討になった

その他にもいくつか要因も重なったこともあり、最終的にはマイホームへの引越しを決めました。

引っ越しを決めた他の要因
  • 小学校の学区を変えたかった
  • 勤め先の会社規則の変更

転勤になったら単身赴任することを前提に暮らしをつくっていましたが、会社の規則が変わり。

持ち家があれば単身赴任に期限がつくようになりました。

うさみ
うさみ

騒音以外の理由でもマイホーム購入する理由ができたのも大きなポイントになりました。

マイホーム検討の予定があるなら早いうちから情報収集を

その後はマイホームを本格的に探し始めて4ヶ月程で契約、その2ヶ月後に引っ越しをしました。

結局、予算と相談して新築の建売を購入することにしました。

うさみ
うさみ

今では騒音トラブルも解決して、子どもは室内でものびのびと遊んでいます。

本当に引っ越して良かったと感じています。

ただし、その一方では「もっと良い家選びができたのではないか?」とも思っています。

予算とエリアが最優先のマイホーム検討だったので住宅性能までは検討していく余裕がありませんでした。

住めてはいるものの、夏の暑さや冬の寒さ。

耐震性の不安がある、というのも正直な話です。

うさみ
うさみ

「同じ予算でもハウスメーカーの検討でもっと何とかできたのではないか?」と感じます。

マイホーム探しは知らないことばかりで、良い家を探そうとすれば、どうしても時間がかかります。

実際に体験して感じますがトラブルが起きてから焦って探しても、検討し切るには時間が足りないと思います。

ということで「賃貸で暮らし始めたけど、将来はマイホームに住むつもり」という気持ちが少しでもあるのなら、検討の開始と情報収集は早く始めることをお勧めします。

うさみ
うさみ

ゆるゆると資料を見たり、SNSでマイホーム界隈の知り合いを作るだけでもかなり勉強になりますよー

WEBからでも各ハウスメーカーの資料請求はできますのでご参考までに。

うさみ
うさみ

こんな感じの資料が届きます

ABOUT ME
うさみしんご
うさみしんご
大阪で土地込み3,000万円以下の建売マイホームに住んでます。 マイホーム購入時の年収は620万円。妻は専業主婦、未就学の子供が2人。 建物価格1,500万円の物件を「心地よく」「オシャレに」「いい感じ」で住めるように試行錯誤中です。
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