【ドッペルギャンガ―】ストレージバイクガレージ レビュー。良い点・悪い点
自転車を屋外で雨晒しにしたくなかったので、ドッペルギャンガーのストレージバイクガレージを購入しました。
バイクや自転車の保管用テントみたいなイメージですね
「カーポートやサイクルポートを建てるのは厳しいけど、雨風や紫外線から自転車を守りたい」という人にはオススメできる商品だったのでレビューをしていきます!
- カーポート、サイクルポートがない
- 自転車カバーでは心許ない
- カーポートを建てる予算がない
- カーポートを建てるスペースがない
- 土地がカーポートを建てづらい形
こだわりがない人には十分なレベルで自転車を守ってくれる商品だと思います。
どんな商品なの?
バイク用品を展開するブランドのドッペルギャンガーが出しているバイク・自転車用の保管用テントです。
簡易ガレージみたいな商品ですね
ドッペルギャンガーをブランド展開しているビーズ株式会社は他にもDOD(旧:ドッペルギャンガーアウトドア)というブランドも展開しています。
おすすめポイントまとめ
「おすすめポイント」と「良くないポイント」はこんな感じです。
- 値段の割に頑丈
- バイク用品・アウトドア用品メーカーの安心感
- サイズがちょうど良い
- 湿気がこもりやすい
- 強風対策は必要
- 1ヶ月くらいでも退色する
この後でレビューもまとめていますが、2-3万円台から買えるのに頑丈でしっかりと自転車を守ってくれる良コスパな商品でした。
バイク用品・アウトドア用品メーカーの商品なので使っているシートやテントの骨組み、安定感も安心感が持てます。
あとはカーポートやサイクルポートを置くのも厳しいスペースにも置けるちょうど良いサイズ感です。
使い勝手のレビュー
項目に分けて使い勝手をレビューしていきますね。
値段
定価はオープンプライスですが価格はこんなイメージです。
- Mサイズ:2万円台前半
- Lサイズ:2万円台後半
「本気でカーポートを建てるのは厳しいけど、安っぽすぎるサイクルハウスは心配」という人にはちょうどいい金額帯です。
「サイクルハウスの中では中くらいの値段。でも、評判を見ると出してもいいかな?」という絶妙な価格帯です
サイズ感
実際にMサイズを購入した感覚でのおおよその目安です。
電動自転車1台 + 子供用自転車1台
これよりも台数が多い人にはLサイズをオススメします。
組立後のイメージ
Mサイズで電動自転車を停めるとこんな感じです。
押し込めばMサイズでも電動自転車と子供用自転車2台くらいは入ると思いますが、出し入れを考えると少し余裕を見ておいた方が良いと思います。
後で書いてますが、地面から蒸発した水滴がシートの内側で結露することもあります。
できればシートと自転車が密着しないくらいの余裕は取っておきたいところです。
防水性
こんな感じで防水してくれます。
多少は布地に染みている様にも見えますが、ガレージ内はしっかりと守れるくらいの防水性はあります。
不安な人は防水スプレーや撥水スプレーで補強すれば十分に問題ないレベルだと思います。
通気性
防水性の裏返しですが、通気性はあまり良くありません。
閉め切っておくとハウス栽培のハウス並みに熱も湿気もこもります。
特に夏場の雨上がりは地面の湿気で中がサウナ状態になったり、シートの内側で結露したりします。
一応、ガレージ両脇の窓を開けると風が通しが良くなるので、湿気はかなり改善できます。
しばらく窓を開けて置いておくと結露も取れるよ
ちょっと面倒くさいですが、雨上がりには両脇の窓を開けておくことをおすすめします。
メッシュで虫の侵入防止
ガレージの窓はこんな感じでメッシュ状になっています。
中に虫が入ってきづらいので気兼ねなく窓から通風が取れます。
通気性を上げた商品もある
私がドッペルギャンガーのガレージを購入した時には気がつきませんでしたが、常時開放できる換気口付きの商品もあります。
換気口なしの我が家のガレージはそれなりに結露してしまうので、気になる人はこっちの商品でも良いかもしれません。
強風対策
テント式の簡易ガレージなのでさすがに大型の台風や強風には対策が必要です。
危なそうなときは重石を使うか、おとなしく室内にしまいましょう。
設置場所が土の上なら付属のペグで固定することも出来ます。
「風で飛ばされて壊れた」という口コミが割とありますが、置く場所にもよると思います。
建物が風除気になってくれるような場所ならそこまで心配しなくても良いのではないでしょうか?
住宅地で使っている我が家の感覚としては多少の風なら位置ズレはしても飛ばされるまでのことはないと思います。
ガレージは本体だけだと10kgくらいです。
電動自転車の保管に使っているなら防犯も兼ねて電動自転車とチェーンで結んでしまえば、重石代わりにもなってくれます。
電動自転車は20-30kgくらいあるものが多いですよね
基本的には軽めに風対策をしておいたら、本当に危なそうなレベルの台風の時だけ気をつけるくらいで良いと思います
砂を入れて一個あたり13kg程度までの重りにできるウェイトも別売しています。
組み立て
割としっかりした商品ですが、大人1人いれば余裕で組み立てられます。
工具も特に不要で、そんなに難しい工程もありません。
強いて言うなら、パイプの差し込み方向に向きがあることと、無理やり組み立てるとパイプの塗料が削れることには注意しましょう。
交換パーツもあり
破損した時の交換部品だけではなく、耐性を上げたい人向けのパーツまで揃っているのも嬉しいところです。
本体の種類が複数あるので型番を確認して組み合わせを間違えないように注意しましょう
使って1ヶ月の劣化具合
使いはじめておおよそ一か月で、多少の退色は見られました。
窓の周りが元の色です
南向きの直射日光が直撃する場所に置いています。
性能としては特に劣化を感じてはいませんが、気になる人は一応確認しておいてください。
値段以上のスペックだと思います!
あくまでもテント式の簡易ガレージなので期待のしすぎは禁物ですが、使っている感覚としては値段の割に頑丈でしっかりしていて十分おすすめできる商品だと思います。
個人的にはガレージ内の結露が気になりますが、窓を開けておけばある程度軽減できるので我慢できるレベルです。
「カーポートやサイクルポートを設置するのはちょっと…」と思う人には是非オススメしたいガレージです。
我が家もそうですがカーポートを建てるには取り回しがしづらい土地だったり、十分なスペースがない人でもサイズで選べるので保管スペースを確保できます。
年単位で使っている人の口コミも見て購入しましたが、私も今のところは満足して使っています。
劣化はするけど、それなりに耐えてくれるという口コミも多かったです。
探してみて思いましたが、実店舗でお目当てのサイクルハウスを見つけることは結構難しいです……
私もレビューをいくつも読んで決めましたので、このレビュー記事もサイクルハウスを探している人に参考にしてもらえたら嬉しいです!