モゲチェックってどう?使ってみての感想をまとめたよ!
実際に住宅ローンの検討で使ったから、感想をまとめてみたよ!
住宅ローンについて調べているとよく見かけるサービスのモゲチェック。
社長の塩澤氏も積極的にメディアに出ているので、見かける機会も多いかと思います。
今回は住宅ローン検討で実際にモゲチェックを使った私が「モゲチェックを使ってみた感想」についてまとめてみました。
「気にはなるけど、怪しい気もして使っても大丈夫なのか?」と感じている人の参考になれば嬉しいです。
検討のサポートとしてはオススメできる
モゲチェックってどうなの?
正直な感想は「あくまでも検討のためのサポートツール」って感じかなぁ
モゲチェックを利用してみた正直な感想を並べてみるとこんな感じです。
- 「金利」「団信」など比較したい軸が決まっている人には便利
- モゲチェックだけを頼って住宅ローン検討をするようなサービスではない
- ネット銀行を検討する人にはオススメ
- 審査の申込代行はありがたかった
- 情報収集の役には立つ
要約すると「住宅ローンについての情報収集をしたい人」と「自分なりの検討があって探している内容がある程度ハッキリしている人」にはオススメできるサービスだと感じました。
モゲチェックは住宅ローン比較を事業としてやっている会社のサービスなので「情報の更新頻度」と「比較の幅」はかなり強みがあると思います。
「各銀行の住宅ローンの金利やプランに変化があったらすぐにまとめてくれる」というのは事業としてやっていないと、なかなかできないよね……!
一方でモゲチェックだけを使って検討するには足りないところも多いので、あくまでも「検討は自分で進めた上で、選択肢を探す・比較する手段」として使う方が良いとも感じています。
どういうこと?
あくまでも「住宅ローンの比較サービス」と捉えた方が良い印象かなぁ
モゲチェックにはさまざまなコンテンツがあります。
例えば「借入可能額シュミレーション」や「毎月返済額シュミレーション」
自分の年収から「いくらまでの住宅ローンが借りられそうか?」「月の返済額はどのくらいになりそうか?」という数字を計算してくれるコンテンツです。
最初の予算設定のために「自分がいくら借り入れできそうか?」と「返済プランがどうなるのか?」という、たたき台を無料で手軽に作ることが出来ます。
それぞれ画面のイメージはこんな感じだよ
借入可能額シュミレーション
自分の属性を入力すると……
いくら借り入れ可能か計算してくれます。
毎月返済額シュミレーション
条件を入力すると……
支払額(予定)を計算してくれます。
ただ、実際のところ「いくら借りていいのか?」「いくらまでなら返していけるのか?」というのは住宅ローンの検討というよりも、ライフプランの計画での問題です。
モゲチェックで住宅ローンのプランから検討するのとは別に、きちんと資金計画の検討をしておく方が良いと思います。
また、返済のシュミレーションについては、返済期間中に金利が変わった場合のシュミレーションが出来たり、月ごとの残高も確認できるサイトもあったりするので、より使いやすいものを探してみても良いかもしれません。
返済シュミレーションにしても、他のサイトで途中で金利を変更できたり、月ごとの残高まで確認できるものもあったりするよ!
団信の検討も「どこの銀行で、どのような団信の商品があるか?」という比較はとてもわかりやすくまとめてくれています。
ですが、そもそも「団信がどの範囲まで必要か?」というのは家庭ごとに耐えられるリスク許容度の問題になってきます。
こちらも住宅ローンからアプローチするよりもライフプラン寄りの話として検討しておくべき話なので、やはり「モゲチェック頼りで検討する」というのは少し違う気がします。
モゲチェックの強みは「幅広い銀行の住宅ローンの情報をリアルタイムに近い速度で比較しながら提供してくれる」というところだと思います。
なので「まずは、どんな住宅ローンがあるのか情報収集のしたい」という人。
あるいは「同じ金利で期待できる団信の内容を銀行ごとに比較したい」というように、ある程度は探したい内容が固まっている人が使うのであれば、おすすめできるサービスだと思います。
なんにでも言えますが、鵜呑みはダメ!特に、お金の話はリスクを被る人が自分ごととして考えるようにしましょうね!
うさみ家の場合
ここからは私の実体験を少しだけお話しします。
住宅ローンと団信の検討体験談はこちらの記事でまとめているので、良かったら見てね!
住宅ローンを検討した順番
我が家は建売住宅を仲介経由で購入しています。
住宅ローンの検討は仲介経由で仲介と提携していた都市銀行に行いながら進めました。
建売&中古住宅の検討だったので、検討する物件が変わるたびに仮審査申請が必要でした。
その時に審査してもらっていた銀行はこんな感じです。
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 三井住友銀行
そして、物件が決まり本審査を始める前のタイミングでモゲチェックで住宅ローンの比較をしてから、審査を始めました。
auじぶん銀行の住宅ローンはモゲチェックの審査申込代行を使って審査してもらいました。
モゲチェックが銀行への審査依頼を代行してくれるサービス。モゲレコ上でメッセージのやり取りに従って必要な書類・内容を登録すれば審査を進めてもらえる。
先ほど「モゲチェックは自分で検討するための情報収集としてオススメ」と書きましたが、我が家の場合は「金利の安さ」と「団信の内容」を軸に比較検討をする際に使いました。
仲介の都合で紹介されたローンを使って団信も金利も損してしまわないか心配であれこれ調べた際に利用しています。
特にネット銀行はメディアでは「金利が安く団信もついてくる」とされているのに、提携先にはなっていなかったので気になっていました。
住宅ローン検討の結果
結論から言うと、ネット銀行で進めたい気持ちはありましたが、窓口で進めていた三井住友銀行で借りました。
理由は団信検討のミスです。
専業主婦家庭なので、働けなくなった時のリスク見込みを住宅ローン検討中に変更しました。
それにより団信込みでの審査がやり直しになるところでしたが、三井住友銀行のローン審査でリカバリーすることができたので、三井住友銀行での借入れになりました。
そのような失敗もしているので「住宅ローン検討とライフプランの検討は別」「住宅ローン検討の前提としてライフプランの検討をすべき」と言い続けています。
詳しい話はこちらでまとめています。
モゲチェックってどうなの?感想まとめ
ここからはせっかくなので「利用者視点でモゲレコの使い勝手はどうだったの?」というポイントをまとめていきます。
ざっくりまとめるとこんな感じかなぁ……
- ネット銀行の審査申請は割とわかりやすい
- 住宅ローンの検討候補を探すには便利
- タイムリーに情報更新してくれるので助かる
- オススメされる銀行はある程度固まっている印象
- コンテンツごとに見ると他サイトの方が充実しているものもある
- 銀行の動向は自己責任でも調べた方が良い
だいたいこんな感じです。
オススメできるポイント
オススメできるポイントにフォーカスするとこんな感じです。
- 住宅ローンの情報を絞ってくれる
- 住宅ローンについてわかりやすくまとめてくれる
- 審査申込の代行をしてくれる
- 情報の更新が早い
やっぱり情報収集でメリットが多いね
住宅ローンの情報を絞ってくれる
各項目でランキング形式で住宅ローンをまとめてくれていたり、入力した内容からおすすめの住宅ローンを教えてくれたりします。
イメージはこんな感じだよ
正直なところオススメの銀行に偏りは感じるものの、複数の銀行を一覧的に比較できるのはなかなかありがたいです。
少なくともひとつずつ探し出すのは、めちゃくちゃ手間なのです……
取り扱いの住宅ローンについてもauじぶん銀行やSBI新生銀行のような話題になりやすいネット銀行を扱ってくれているのでネット銀行の検討もする人にとってはオススメできるかと思います。
なかなか横並びでくらべる機会が少ない都市銀行もネット銀行をひとつのサイトで並べて確認できるのも検討時にはありがたかったです。
住宅ローンについてわかりやすくまとめてくれる
とりあえず私が登録している画面からいくつかスクショを載せます。
※2024年9月時点での内容です。
こんな感じで資金計算書や個別の概要をまとめてくれています。
こんな概要をまとめてくれるよ!
ある程度の詳細についても教えてくれるよ!
こんな感じで諸費用や返済の計算書も出してくれるよ!
実際には商品内容の読み込みはきちんとした方が良いですし、資金計算書の中身も自分で改めて検討すべきですが比較の参考とするには、かなり助かるレベルでまとめてくれます。
検討段階でこのくらいの中身で確認・比較をしようと思えば結構な労力がかかるよね……
次に説明しますが審査代行がある住宅ローンならば、そのまま審査を進めていくこともできます。
審査申込の代行をしてくれる
ネット銀行などでは審査申し込みの代行をしてくれます。
イメージでの説明ですが、モゲチェックのメッセージ機能に従って内容の入力や必要書面のファイルを送っていくと、審査を進めてくれます。
手続きを自分で進めていくネット銀行の場合は簡単にでもガイドがあると面倒臭さがマシになるので、これも助かる機能だと思います。
情報の更新が早い
頻繁に更新される各住宅ローンの金利や内容をタイムリーに更新してくれるのもモゲチェックのメリットだと感じました。
住宅ローン関連の情報収集をしている中では、数ヶ月前、年単位で前の情報にも出会います。
しかし、実際に自分が住宅ローンを借り入れる時にはさらに良い商品が出ていたり、金利などの状況が変わっていることも十分にあり得る話です。
市場動向や競合を意識した動き方によって、頻繁に状況は変わります。
そんな中でタイムリーに住宅ローンの商品や金利の動向をまとめていてくれるのは、現状確認をする時にありがたかったです。
事業としてやっていないと、なかなかできないスピード感だよね
モゲチェックでイマイチなところは?
おすすめポイントの次は反対にイマイチポイントをまとめていくよ
- PRしたい銀行を推したい感がある
- 返済額シュミレーションは細かくない
- ミスした時のリカバリーは自分でやる
PRしたい銀行を推したい感がある
モゲレコにはいくつかの機能でオススメ銀行をピックアップできるコンテンツがあります。
各種ランキングや住宅ローン診断があるよ
項目ごとに情報を整理してくれて助かりはするのですが、正直なところ企業側がオススメしたいところからオススメされている雰囲気は感じてしまいます。
といいながらも、有名どころの銀行や条件的に強みのある銀行をピックアップしてくれてはいるので、きちんと情報収集で使うには有用だと思います。
返済額シュミレーションは細かくない
新規借入用に返済金額のシュミレーションがありますが、大枠でのシュミレーションになります。
他のサイトでは月々の残高や途中で金利を変更してシュミレーションができるところもあるので、個別に使い分けても良いかもしれません。
住宅ローン控除の試算、ライフプランニングでのライフイベントの時期と照らし合わせての検討などをするには、月々の残高がわかる方がやりやすかったです。
例えば、カシオの計算サイトだとこんな感じになるよ
金利上昇のリスク検討では途中で金利が上がるパターンもシュミレーションできた方がやりやすいかも…!
ミスした時のリカバリーは自分でやる
モゲチェックは基本的には情報を見ながら自分で考えながら手続きを進めるサービスです。
なので、検討ミスをした時のリカバリーは自分で考えることになります。
私の場合は住宅ローンの団信の検討が住宅ローンの審査段階で変わってしまいました。
窓口で進めていた都市銀行では「最大枠で審査を通して後から団信の範囲を狭めても良い」というやり方を取れていたので、後から修正ができました。
窓口の利点は「相談しながら上手い具合に落とし込んでくれるところ」だと再認識できたよ。
登録はどうしたらいいの?
実際にモゲレコを使ってみるとしたら、どうしたらいいの?
とりあえず住宅ローン診断で利用者登録をしてみたら良いと思うよ。
- まずは「住宅ローン診断」からスタート
- メールアドレスを登録
- 登録フォームに沿って入力
- 診断結果が出てくる
リンクを貼っておくね
登録の流れ
無料住宅ローン診断から入っていくよ!
次にメールアドレスを登録!
順番に必要事項を入力していくよ!
しばらくすると、おすすめの住宅ローンの情報をまとめて送って来てくれるよ。
注意
繰り返すけど、あくまでも「自分の頭で考えて検討するため情報収集のツール」「提携先の銀行での審査依頼を簡略化するツール」としてオススメします。
「出てきたオススメでいいや」みたいな決め方はオススメしないよ!きちんと検討しようね!
モヤモヤを払拭する手伝いにもなってくれる
何度も繰り返しますが、モゲチェックは「ここさえ頼れば大丈夫!」というサービスではありません。
あくまでも自分で優先順位を検討しながら住宅ローンを選ぶ時の「材料集め・比較検討の補助」として使うサービスだと思います。
その部分さえ間違えなければ、無料で使えてわかりやすい比較を提供してくれるのでオススメしても良いかと私は感じました。
実際にはモゲチェック経由での契約にはなりませんでしたが、それでも住宅ローンを検討していく初期段階での情報集めや比較検討では役に立ったと思います。
「この住宅ローンで借入していいの?」という不安を払拭するためにも、きちんと調べていくことはプラスに働いたよ!
「これから住宅ローンを検討していくけど、まずはどんな住宅ローンがあるのか知りたい」という人には特に役にたつサービスだと思うので、使ってみても良いかと思います。
ではー